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2月27日に建設会館で開催 建築士事務所の管理研修

 一般社団法人宮崎県建築士事務所協会と一般社団法人日本建築士事務所協会連合会は、宮崎県知事指定研修の「開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会」を2月27日に宮崎県建設会館で開催する。受講対象者は、2025年2月から26年1月末までに事務所登録を更新、または新規に事務所登録を行った建築士事務所の開設者・管理建築士など。

 建築士事務所の業務契約締結者となる開設者と、技術的事項を統括する管理建築士は、建築士事務所の運営はもとより、業務委託者に対する責任を有することから、最新の法制度や技術等に精通し、その資質を維持・向上していくことが求められている。

 研修会は、建築士事務所の管理・運営を適切に進める上で把握しておくべき重要事項を網羅した内容で、資質の維持・向上や業務の適正化、建築物の質の向上等を図るため、5年ごとの事務所登録の更新に合わせた受講を呼び掛けている。

 研修会では、「建築士事務所の責務と業務」について、宮崎県建築士事務所協会の村社俊弘会長が解説。今西藤利副会長は「これからの建築士事務所経営」と題して、建築士事務所と建設市場をめぐる課題、事務所経営の課題について説明する。

 小嶋健晴副会長は「建築士事務所の業務の新しい動向」をテーマに、変化する社会的ニーズや安全・安心への取り組み、環境配慮への対応を説明。日事連サービスが「トラブル対応とリスク管理」、宮崎県県土整備部が「建築行政情報等」について解説する。

 時間は9時25分から16時まで。定員は先着順で30人。テキスト代を含む税込の受講料は、会員が1万3000円、会員外が1万6000円。研修会は、建築CPDやJIACPD、建築士会CPD、建築設備士関係団体CPD等の認定講習に申請する。

 受講希望者は、受講料を指定口座に振り込み、受講申込書兼受講券及び振込金受取書をFAXで送付する。申込期限は2月14日。定員に達し次第、期間内でも受講申し込みを締め切る。

 詳細は宮崎県建築士事務所協会のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、事務局(〒880-0805宮崎市橘通東2丁目9番19号宮崎県建設会館4階、電話0985-29-1188、FAX0985-38-9418)。

研修会の開催案内