宮崎県は、1月13日に発生した日向灘を震源とする地震の被害状況(1月15日時点)をまとめた。県道6号日之影宇目線(日之影町見立名女石)で法面が崩壊し、通行止めとなっているほか、農業用の共同利用施設で天井の一部落下や漏水等、総合農業試験場で壁のひび割れや開き戸の開閉不具合が生じている。
児童福祉施設等では、宮崎市や都城市、延岡市、日向市の15施設で、外階段の一部外れ、天井塗装の一部剥がれ等が発生。学校施設では、19校でトイレタンクの倒壊やモルタル(天井・軒下・壁)のクラック及び落下、コンクリートの剥がれ及び亀裂増幅、側溝の破損、通路の漏水、防火扉の閉鎖などが発生した。
このほか、県立図書館でスチール製棚板の落下による床の破損(書庫3層)、県立美術館で地下機械室天井にある配管破損による水漏れが発生。県体育館では、本館の天井付帯物が破損し、本館のみ利用を停止している。