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特定建築物等定期報告、2月に講習会 宮崎県

 宮崎県は、2024年度の「宮崎県定期報告制度講習会」(CPD=4単位)を2月20日に開催する。会場は防災庁舎5階防52・53号室で、時間は9時30分から15時まで。受講無料。定員は60人。民間企業及び行政の建築関係技術者(資格の有無は問わず)を対象に、2月10日まで専用サイトで受講申し込みを受け付ける。

 定期報告制度では、一定の用途・規模の建築物等について一層の安全性を確保するため、調査・検査を建築士や調査員等の有資格者が行い、その結果を行政庁に報告するよう、建築基準法で定めている。16年6月に建築基準法が強化され、県内に於いては報告が義務付けられた建築物や建築設備が大幅に増加した。

 講習会では、大臣登録講習の講師がリモートで、定期報告制度の概要や特定建築物及び建築設備の調査・検査のポイントを解説する。調査を行う有資格者への社会的要求が増す中、特定建築物等の調査はもとより、今後の建築設計・工事監理に欠かせないものとして、関係者の積極的な受講を呼び掛けている。

 講習会用の資料は全員に無料で配付するが、参考図書として特定建築物定期調査業務基準[2021年改訂版](購入先=日本建築防災協会)と建築設備定期検査業務基準書2023版(購入先=日本建築設備昇降機センター)を事前に購入し、当日持参する。定員になり次第、受付期間中でも申し込みを締め切る。

 希望する受講者については、定期報告調査・検査の依頼先の参考として、県のホームページ等に名簿を掲載する予定でいる。詳細はホームページ(トップ→くらし・健康・福祉→社会基盤→住まい・建物→建築)で確認できる。申し込み及び問い合わせ先は、県土整備部建築住宅課建築指導担当(電話0985-26-7195)。

講習会の開催案内