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県有施設太陽光導入、事業者と契約締結 宮崎県

 企画提案競技で「リース方式による県有施設太陽光発電設備導入事業」の選定手続きを進めていた宮崎県は、オムロンソーシアルソリューションズと事業契約を締結した。温室効果ガス排出量の削減を図るため、▽都城総合庁舎▽教育研修センター▽県立日南病院―に太陽光発電設備等の設置及び貸付を行う事業者を公募し、費用の一部を補助する。

 当該事業では、太陽光発電設備の本体及び設置に伴う工事費の2分の1以内、蓄電池の価格の3分の2以内を補助することとしており、その上限額は導入対象3施設合計で5326万9000円(いずれも税抜)以内とする。なお、県立日南病院は太陽光発電設備のみ導入し、蓄電池は導入しない

 リース期間は、2025年4月1日(運転開始日)から45年3月31日までの20年間。公告では、月額のリース料(税抜)を、都城総合庁舎13万9000円以内、教育研修センター13万3000円以内、県立日南病院31万2000円以内としていた。