▲写真は活動の参加者、模様
都城電気工事業協同組合(岩本好史理事長)は9月6日、都城市内の高木原緑道で2024年度のボランティア活動を実施した。活動には、組合及び青年部から約20人が参加。市民の憩いの場である緑道に備え付けられた街路灯や足下灯、照明器具の清掃作業を行ったほか、休憩施設の絶縁調査や清掃に心地良い汗を流した。
組合及び青年部では、市内各地で様々な地域貢献活動を展開。過去には、毎年8月の「電気使用安全月間」に合わせて、市内の大型ショッピングモールで電気の安全使用を呼び掛けるリーフレット等を配布していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、21年度から屋外での点検及び清掃を主体とした活動に切り替えた。
作業当日の早朝、参加者が組合事務所に集合。担当者から作業内容や注意事項について説明があり、指差呼称で安全第一の作業を確認して、各自の持ち場に移動した。
このうち、祝吉第二児童公園に隣接する緑道では、はしごや高所作業車を使用しながら、緑道内に設けられた街路灯や分電盤の清掃作業を実施。休憩棟の絶縁調査や清掃も行った。一方、県立都城泉ヶ丘高校近くの緑道では、歩道に設置された足下灯を取り外して、絶縁調査や清掃を行ったほか、照明器具の清掃に黙々と取り組んだ。
岩本理事長は、地域貢献や電気工事業のPRを目的としたボランティア活動を通じて、「緑道を利用する地域の方々に、安全かつ快適に過ごしてもらえれば」と話すとともに、「歴史的な酷暑の中、エアコンなど電気を意識して使用する機会が増えている。この機会に電気に対する考え方を見直し、安全に利用してもらいたい」と述べた。