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増築・改修設計は益田設計 高城生涯学習センター

 都城市は9月6日、条件付一般競争で「高城総合支所複合施設整備事業高城生涯学習センター増築・改修工事に伴う設計委託」の入札を執行し、益田設計事務所が6440万円で落札した。高城生涯学習センターを改修及び増築し、支所機能や地区公民館機能、図書館機能を備えた複合施設にリニューアルするための設計業務を委託する。

 現在の高城総合支所は1958年に建設。既存施設の経年劣化が進む中、地域住民への行政サービスの提供や災害時の防災拠点の観点から、隣接する高城生涯学習センターを支所機能等を備えた複合施設としてリニューアルする。複合化により、機能性や利便性の向上を図るとともに、施設のランニングコストの低減に繋げる。

 設計概要は、▽増築工事設計=図書室・総合支所共有スペース(A=650㎡)▽改修工事設計=総合支所機能移転(A=650㎡)、ZEB改修N=1式▽解体工事設計=高城総合支所本庁舎(A=1615㎡)、旧議場・バス車庫(A=865㎡)、商工会・警備室(A=200㎡)▽新築工事設計=公用車車庫N=1式―。

 業務の履行期限は2025年3月14日。入札の参加業者は、益田設計事務所、団一級建築設計事務所、黒岩建築設計の3社。公表価格は6965万1000円、最低制限価格は5459万8242円だった。金額はいずれも税抜。