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県有施設に太陽光設備、事業者を公募 宮崎県

 宮崎県は8月30日、企画提案競技で事業者を選定する「リース方式による県有施設太陽光発電設備導入事業」を公告した。温室効果ガス排出量の削減を図るため、▽都城総合庁舎▽教育研修センター▽県立日南病院―を対象に、太陽光発電設備等の設置及び貸し付けを行う事業者を公募し、費用の一部を補助する。

 当該事業では、太陽光発電設備の本体及び設置に伴う工事費の2分の1以内、蓄電池の価格の3分の2以内を補助することとしており、その上限額は導入対象3施設合計で5326万9000円(いずれも税抜)以内とする。なお、県立日南病院は太陽光発電設備のみ導入し、蓄電池は導入しない

 リース期間は、2024年3月1日~34年2月29日の20年間。月額のリース料(税抜)は、都城総合庁舎が13万9000円以内、教育研修センターが13万3000円以内、県立日南病院が31万2000円以内。リース期間は、2025年4月1日(運転開始日)から45年3月31日までの20年間とする。

 参加資格は、日本国内に本社を有し、十分な業務遂行能力及び適切な執行体制を有する単独の法人もしくは複数の法人で構成する共同事業者。企画提案書に基づく太陽光発電事業を円滑に遂行できる安定的かつ健全な財政能力を有することや、事業実施体制の中に第一種・第二種・第三種電気主任技術者を含めることを要件とする。

 選定スケジュールは、▽質問受付期間=8月30日~9月25日▽参加申請等提出期間=8月30日~9月9日▽参加資格審査=9月10日▽参加資格審査結果通知=9月12日▽施設見学会=9月19日~20日▽企画提案書等提出期限=10月1日▽プレゼンテーション=10月3日▽決定通知=10月7日―を予定する。

 選定した事業予定者と詳細を協議し、事業予定者自らが仕様書に基づいて現地調査等を行い、構造安全性等を確認した詳細設計等の書類について県の確認を受けたのち、太陽光発電設備を設置できると県が確認できた施設について、施設ごとにリース契約を締結する。その際、企画提案書の内容は、協議の上、変更する場合がある。

 公募要領や仕様書、審査基準、各種様式は、ホームページで確認できる。申請書の提出先及び問い合わせ先は、環境森林部環境森林課環境政策・脱炭素推進担当(電話0985-26-7084、メールkankyoshinrin@pref.miyazaki.lg.jp)。

公募要領