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高齢者宅で設備の点検・清掃 宮崎地区電気工組青年部

      

▲写真は挨拶する富永部長、作業の模様、作業の参加者

 宮崎地区電気工事業協同組合青年部(富永申二部長)は9月14日、宮崎市内で電気設備に係る2024年度のボランティア活動を実施した。青年部のメンバー約20人が6つの班に分かれて、市内に住む概ね70歳以上の高齢者宅を訪問し、電気設備の点検・清掃作業等に汗を流した。

 ボランティア活動は、電気工事業に於ける社会貢献活動の一環として、9月の敬老の日に合わせて実施しているもの。今年は、中央東地区社会福祉協議会、橘民児協・中央東民児協の民生委員らと連携し、事前に申し込みのあった高齢者6世帯を訪問した。

 作業では、民生委員の立ち会いのもと、分電盤を開いて漏電や故障の有無をチェックするとともに、蛍光灯や配線、コンセント部品等の点検・清掃を行った。参加した青年部員が住人に「困っていることはありませんか」と声を掛けるなど、コミュニケーションをとりながら、要望に沿って手際良く作業を進めた。

 作業を終えた青年部員に対して、瀬頭に住む女性と同行した民生委員は「ありがとうございました」と感謝の言葉で見送った。

 富永部長は、当局や住民から喜ばれている活動であることを踏まえ、「私たちの専門技術を活かして地域に貢献する活動を通じて、災害対応に必要不可欠な電気工事業の役割を広くPRすることができ、部員の交流・親睦にも繋がる。今後も継続して取り組んでいきたい」と意気込みを語った。