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道路とふれあい、橋に感謝を 湯川建設が奉仕活動

      

▲写真は作業の参加者

 湯川建設株式会社(湯川鶴三代表取締役社長)は8月2日、延岡市内の国道10号で「道路ふれあい月間」と「橋の日」を兼ねた道路清掃活動を実施した。作業には、同社社員のほか、国土交通省九州地方整備局延岡河川国道事務所の職員ら総勢30人が参加。歩道脇に生えた雑草の除去やゴミ拾いに汗を流した。

 毎年8月の道路ふれあい月間に合わせて、国土交通省の「ボランティア・サポート・プログラム」に参加する同社の地域貢献活動の一環として行っているもの。今回は8月4日の橋の日にも合わせて、延岡大橋を含む国道10号線で行った。

 開始式で湯川守人副社長は、毎年8月が道路ふれあい月間であり、8月4日が橋の日に制定されていることを説明。清掃する延岡大橋の歴史を振り返り、「人や地域を結ぶだけでなく、物流や救急搬送など、まさに架け橋として大きな恩恵を与えてくれていることに感謝し、地域や環境を見つめなおす良い機会になる」と話した。

 一方、延岡河川国道事務所の内田均副所長は、同社の活動に対して感謝の意を示し、安全第一の作業を呼びかけた。

 参加者は、2つの班に分かれて作業を開始。草刈鎌やビニール袋を手に、国道10号線の日の出町交差点から浜砂町交差点までの約1.2㎞区間で作業を行った。強い日差しが照りつける中、歩道脇に生えた雑草の除去や歩道上のゴミ拾いに手際よく取り組み、作業終了後には、雑草やごみの入ったビニール袋が多数集められた。

 内田副所長は、「道路を通行する方々に気持ちよく利用していただければ」と話した。