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航空レーザ測量・解析、アジア航測と随契 日南市

 公募型プロポーザル方式で「航空レーザ測量及び森林解析業務委託」の事業者選定手続きを進めていた日南市は、7月12日付でアジア航測と6790万円で随意契約を結んだ。市内の民有林(165.42k㎡)を対象に、航空レーザ測量及び森林解析業務を行う。委託期間は2025年3月31日まで。

 森林経営管理制度や森林経営計画の推進、林業事業体が実施する間伐等の施業の効率化・省力化等を支援するため、航空レーザを活用して森林を計測することにより、単木単位の樹高、材積及び地形データ等の高精度で詳細な森林資源情報を整備する。

 業務範囲は、航空レーザ測量が▽全体計画▽航空レーザ計測▽調整用基準点の設置▽三次元計測データ作成及びオリジナルデータ作成▽グラウンドデータ作成▽グリッド(標高)データ作成▽等高線データ作成▽数値地形図データファイル作成―など、森林解析が▽計画準備▽森林地形解析▽森林資源解析―など。

 プロポーザルでは、日南市の競争入札参加資格者名簿で建設コンサルタント等に登録されている単独企業または共同企業体を対象に、同種業務の実績や有資格者の配置を要件として企画提案書を公募。選定委員会が、応募のあった3社の書面審査とヒアリング審査を実施し、総評価点が最も高かった同社と随意契約を締結した。