三股町は、２０５０年カーボンニュートラルの実現に向けて、三股町脱炭素きゅうなん隊と「三股町地球温暖化対策実行計画」の実現に向けた包括連携協定を締結した。今後概ね５年間を加速期と位置付け、それぞれの強みを生かしながら、公共施設への再生可能エネルギーや省エネルギー設備の導入のほか、町内への啓発事業等を進める。
三股町脱炭素きゅうなん隊は、株式会社九南を代表企業に、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社、米良電機産業株式会社の３社を中心に構成する事業者。民間提案制度における公募型プロポーザル方式で選定した。
協定では、▽公共施設への再生エネ及び省エネ設備の導入▽エネルギーデータの活用等による公共施設のカーボンマネジメント▽脱炭素のまちづくりに向けた取組▽脱炭素の取組を機とした地域課題の解決▽災害対策の充実によるレジリエンス向上▽地球温暖化対策に関する意識醸成▽町の魅力等の情報発信―に連携して取り組むとした。