公益財団法人宮崎県建設技術推進機構は、9月19日と20日に2024年度の「橋梁研修」を開催する。測量設計業や地質調査業等に従事する民間の技術者を対象に、橋梁の設計・施工に関する専門的な知識の習得を図る。研修は対面形式とオンライン形式を併用して開催する。
研修初日は、橋梁設計概論及び安全性や経済性を考慮した橋梁の計画と計画設計に必要となる調査、橋梁の下部工や耐震設計、杭基礎における道路橋示方書の要点、報告書のチェックポイントなどを解説するほか、設計演習を行う。共同技術コンサルタントの山野道昭氏と草野康祐氏が講師を務める。
2日目は、国土開発コンサルタントの西村洋一氏が「仮設構造物の計画と計算」、晃和コンサルタントの森田伸一氏が「基礎工及び下部工の施工」、ピーエス三菱の中村雄一郎氏が「PC上部工」、大島造船所の前田穣氏と名村造船所の山根茂雄氏が「鋼上部工」について解説する。
会場は宮崎県建設技術センター3階大教室。時間は、初日が9時15分~17時、2日目が9時~17時05分。定員は40人で、うちオンライン受講者が20人程度。公平性を考慮し、原則として1社あたり2人までの受講とする。研修経費は1万円。受講希望者は、9月6日までにホームページ内の専用フォームから申し込む。
研修に使用するテキストや受講証明書は、ホームページからダウンロードする。当該研修は、一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会の継続教育(CPDS)及び一般社団法人建設コンサルタンツ協会の継続学習(CPD)のプログラム認定を申請する。
詳細は宮崎県建設技術推進機構のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は、土木課企画研修システム担当(電話0985-20-1830、メールmks-25@mk-suishin.or.jp)。