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インフラ整備・維持管理に注力 コンクリ診断士会

          

▲写真は挨拶する中澤会長、総会の模様

 宮崎県コンクリート診断士会(中澤隆雄会長)は7月4日、宮崎市内で2024年度「第12回通常総会」を開催した。総会では、23年度事業報告及び収支決算、24年度事業計画案及び収支予算案について審議を行い、いずれも原案どおり承認した。

 挨拶で中澤会長は、発足から12年に至るこれまでの会の活動を振り返るとともに、会の適正運営に係る会員の理解と協力に感謝の意を示した。24年度もコンクリート診断士の育成や技術の向上、社会的認知度の向上を目的に活動を進めるとしたうえで、「県内のインフラ整備や適切な維持管理に努めていく」と意気込みを語った。

 議案審議では、23年度の事業報告として、コンクリート診断士の資格取得に向けた受験対策勉強会や会員向けの勉強会を開催したほか、都城高専の田村隆弘校長を招いて、品質向上の取組に関する講演会を開催したことを報告。

 一方、24年度の事業計画では、開催済みのものも含め、コンクリート診断士試験の受験勉強会、会員向けの技術講習会の開催に加え、一般社団法人日本コンクリート診断士会が主催する年次大会に参加することを確認した。