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安全第一で常にチャレンジを 花菱塗装技研工業

      

▲写真は挨拶する稲田社長、大会の模様

 株式会社花菱塗装技研工業(稲田健代表取締役)は6月29日、延岡市内の本社で「花菱グループ安全大会」を開催した。多くの社員が大会に出席するとともに、新富支店や花菱精板工業の社員はリモートで参加。代表者発表や安全講話、安全スローガンの唱和を通じて、安全意識の更なる高揚を図った。

 大会で挨拶に立った稲田社長は、脱炭素社会の実現に向けて、企業にも社会的責任が問われる中、リモートによる会議の開催といったカーボンニュートラルの取り組みを進めていることを説明。また、社内の繋がりを強くするため、社員の情報等を掲載した「花びとくん通信」を新たに開始したことも報告した。

 稲田社長は、「常に新しい事に取り組んでいかないと会社は衰退する」として、新しい事にチャレンジしながら自身を成長させることが、ひいては会社の発展にも繋がると強調。チャレンジ精神の大切さを説きつつ、「安全意識を高めて、災害のない現場づくりに全員で取り組んでいこう」と呼び掛けた。

 続いて「6S・改善活動」の内容を代表者が発表。施工技術部は「新規鉄塔塗装工事の受注と安全作業の取り組み」、本社工場は「3工場屋台方式の生産」、花菱精板工業は「新工場レイアウト改善と新工作機械導入」、新富支店は「Q41ボディーメッキ変色対応」をテーマに、それぞれ報告を行った。

 安全講話では、延岡地区交通安全協会の上杉朝巳事務局長が、交通事故情勢について説明。死亡事故を起こさないために、▽速度を控える▽漫然運転をしない▽交差点での危険を予測した安全確認▽横断歩行者の安全を守る▽飲酒運転を絶対にしない―等に留意し、安全運転に努めてもらうよう呼び掛けた。

 表彰式では、6S・改善や6S/安全推進者、特別表彰、永年勤続者の各表彰受賞者(後述)に対して、稲田社長と各部門長が表彰状等を贈呈。稲田康安全衛生推進者の掛け声に合わせて、全国安全週間スローガンを全員で唱和した。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽6S・改善表彰=最優秀賞:施工技術部、優秀賞:本社工場
▽6S/安全推進者=深田加惠(花菱精板工業)、田中真澄(新富支店)、山本寛幸(本社工場)、熊本公祐(施工技術部)、工藤琢士(菱友会)
▽特別表彰=最優秀改善提案賞:原田章弘(本社工場)、改善提案最多提出賞:吉野綾美(新富支店)、宇治橋敦子(前同)
▽永年勤続者=久保田光朗、白石幸徳、杉尾廣美、黒木由紀(生産管理)、酒井愛彦、林田俊彦、杉本浩平、押川忠、重永洋子、石作祐子、上田史恵、藤川典子、黒木由紀(検査)。