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労災撲滅へ対策を確実に実践 内山建設と協力会社

      

▲写真は挨拶する内山社長、大会の模様

 日向市の株式会社内山建設(内山雅仁代表取締役)は7月27日、日向市内で2024年度の「労働安全推進大会」を開催した。大会には、同社及び協力会社の社員が多数参加。安全表彰や安全宣言、特別講演などを通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図り、労働災害ゼロを達成することを固く誓った。

 大会は、金丸喜彦土木部長の開会のことばで始まり、物故者に対して黙祷を行った後、土木部の前田涼太氏の掛け声に合わせて、参加者全員で安全スローガンの「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」を指差呼称した。

 登壇した内山社長は、同社の安全方針と業況について説明。大会に先がけて、労働災害死亡事故の発生現場で社員一同が物故者に黙祷を捧げたことを踏まえ、あらためて無事故・無災害の達成を固く誓ったことを報告し、労働災害の撲滅に向けた安全衛生対策の取り組みの実践を呼び掛けた。

 続いて須田哲生管理部長が、24年度の安全への取り組みとして、同社の安全衛生計画を説明。また、全国及び県内に於ける労働災害の発生状況や発生要因、再発防止策等を紹介し、現場での安全衛生対策の推進に係る留意事項を解説した。

 安全表彰では、協力会社表彰、優良社員表彰、永年勤続表彰、特別表彰の各受賞者(後述)に対して、内山社長から表彰状と記念品が贈られた。

 安全宣言では建築部の原田楓氏が、▽作業にあたり、先ず計画・手順を確認し作業を始める▽不安全行動・運転は、徹底的に排除する▽同業者の見本となる安全行動及び活動を行う―と力強く宣言した。

 大会ではこのほか、江藤利彦代表弁護士(弁護士法人江藤法律事務所長)が「労働災害における民事上の責任」をテーマに基調講演を実施。大会終了後には、同社及び協力会社の社員らが参加して、伊勢ヶ浜海水浴場の保安林周辺で清掃奉仕活動を実施した。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略・順不同)
▽協力会社表彰=横川興業、柳田工業、クロキ、コーソク、良松興業、松﨑板金工業、三樹左官工業
▽優良社員表彰=中島純宏、西口雄二、中田海音、前田涼太、津野崇彦、藤井剛
▽永年勤続表彰=金丸喜彦、児玉孝雄、金丸正明、西口雄二、中島純宏
▽特別表彰=金丸正明。