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脱炭素経営への転換支援、参加企業を募集 宮崎県

 宮崎県は、県内企業を対象に、CO2排出量の見える化から削減までをトータルサポートする「ゼロカーボンひなたチャレンジ」を昨年に続いて実施する。参加企業は、CO2排出量可視化のクラウドサービス「e-dash」を用いた支援を無料で受けることができる。第1弾(50社)の参加申し込みを7月8日から受け付けている。

 事業活動に伴う温室効果ガス排出量の把握を支援するとともに、排出削減に向けた助言を行うことで、県内企業の脱炭素経営への転換を図ることが事業の目的。クラウドサービス「e-dash」を提供するe-dash株式会社(山崎冬馬代表取締役社長、東京都港区)が実施する。

 具体的には、同社のクラウドサービスを用いて、事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量の算出・可視化を実施。可視化された情報をもとに、参加企業に対して、省エネ設備の導入や太陽光発電の設置、非化石証書やカーボン・クレジット等の環境価値の活用など、削減施策の検討整理と提案を行う。

 県内に事業所を有する企業であれば、業種・規模を問わず参加できるが、過去にe-dashを導入した企業は対象外とする。2025年2月末までは費用は発生しないが、25年3月以降もe-dashの利用を継続する場合は、参加者の負担に切り替わる。

 事業内容や参加方法等の詳細は、宮崎県のホームページで確認できる。問い合わせ先は、事業事務局(メールhello@e-dash.io)。

事業案内