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労災・事故防止の重要性再認識 延岡地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する木村会長、大会の模様

 延岡地区建設業協会(木村健一会長)は7月5日、延岡市内で2024年度の安全推進大会を開催した。大会には、会員企業の代表や技術者が多数参加。安全表彰や安全宣言等を通じて、各現場等における労働災害及び交通災害の撲滅を固く誓った。

 挨拶で木村会長は、各種研修会の開催や安全パトロールの実施といった事故防止のための会の取り組みを説明。「メンタルヘルス対策など、時代に沿った安全衛生活動に積極的に取り組み、安心・安全な建設業のイメージの拡大や若手の確保に繋げていきたい」と述べた。

 また、「今大会を契機として、労働安全及び交通安全の重要性を再認識し、関係者が一丸となって安全活動を着実に実行して欲しい」と、無事故・無災害の達成を呼び掛けた。

 来賓祝辞では、延岡労働基準監督署の谷宮俊実署長、延岡警察署の小泉恭平交通官が挨拶。安全講話では、延岡労働基準監督署の三浦義雄安全衛生課長が「労働災害防止対策」として、県内で発生した災害事例を示しながら、再発防止対策を解説した。延岡警察署の西村隆宏交通課企画安全係長は、交通事故防止や飲酒運転の危険性等を解説した。

 労働安全宣言で濱田洋一安全指導員は、「災害防止活動の重要性を再認識し、人命尊重と社会的責任の基本理念に基づき、労働災害ゼロの実現に向けて邁進する」と述べた。交通安全宣言で甲斐貴洋安全指導員は、「交通安全スローガンを再認識し、地域ぐるみ・職場ぐるみ・家族ぐるみで交通事故の防止に努める」と述べた。

 大会に先立ち表彰式が行われ、優良事業所及び優良個人表彰の受賞者に表彰状が授与された。受賞者を代表して児島健一氏(大徳建設)が「受賞を大きな励みに、協会の発展と企業の進展のため安全確保に努めていく」と謝辞を述べた。

 表彰受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽優良事業所表彰=大徳建設、牧野組、那智建設、日野建設、朋幸産業
髙見工務店、吉本建設、西部開発、成水組、光建設
▽優良個人表彰=山田健二(上田工業)、川名陵(岡田工業)、湯浅貴夫(木村産業)、堀田和彦(東栄建設)、甲斐滋範(富山産業)、黒木裕(八作建設)、小畑和広(山崎産業)、児玉元伸(湯川建設)、岡田泰宏(西部開発)、甲斐達郎(大喜建設)、川越修司(盛武組)。