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「万事徹底」で労働災害を撲滅 イマムラテクノ

            

▲写真は挨拶する今村社長、大会の模様

 株式会社イマムラテクノ(今村章一郎代表取締役社長)は6月27日、宮崎市内で2024年度の「安全推進大会」を開催した。大会には同社及び協力会社の職員が多数参加。安全表彰や安全講話、安全宣言を通じて、参加者は安全意識の高揚を図り、無事故・無災害の達成に向けて邁進することを固く誓った。

 挨拶で今村社長は、安全・安心な職場環境の構築には、一人ひとりの協力や責任、気配り等の絶え間ない努力の積み重ねが必要であると指摘。安全に関する知識と技術習得の相乗効果で、更なる安全意識の高揚に繋げられるとして、大会を契機に労働災害防止の大切さを再確認するよう呼び掛けた。

 また、いかに気を配っていても、人間は必ずミスをするとしたうえで、声掛けの徹底や基本に忠実な行動、思い込みで行動しないことで防げる事故もあるとして、「万事徹底、不安全行動をなくそう」と労働災害の撲滅に一丸で邁進する覚悟を示した。

 宮崎労働基準監督署の新盛末弘署長によるメッセージの披露後、村本建設株式会社九州支店の橋野悟氏を講師に招いて行われた安全講話では、「最近の臨検の傾向」をテーマに講演。足場の点検や化学物質の取り扱い手順書に於ける是正勧告箇所、対応方法などを解説し、法令遵守の大切さを説いた。

 表彰式では、安全表彰を受賞した酒井勇一氏と原田達夫氏(原田塗装)、永年勤続20年表彰を受賞した▽市川竜次氏▽年増秀光氏▽津守祥晃氏―の3人、30年表彰を受賞した花畑和典氏、同40年表彰を受賞した沖野幸光氏に対して、今村社長が表彰状と記念品を贈呈。

 受賞者を代表して挨拶した酒井氏と市川氏は、「栄えある受賞は社長や同僚、協力会社の皆様の支えがあってこそ」と関係者に感謝の意を示すとともに、「今後も一層の努力を重ね、気持ちを引き締めて精進していく」と意気込みを語った。

 桑名昴樹氏が「安全を仕事に於ける最優先事項とし、安全で明るい健康的な職場環境の実現のため、社員一同と協力会社が団結し、無事故・無災害が達成できるよう邁進していく」と力強く宣言。小西裕氏の掛け声のもと、全員で「作業前に安全ミーティングを行う」「安全帽・安全帯を完全着用し、作業を安全に遂行する」「健康状態や服装に気を付ける」「安全運転を遂行する」といった同社の安全スローガンを読み上げ、無事故・無災害の達成を誓った。

 大会ではこのほか、フクダ電子西部南販売株式会社の中村政昭氏がAED講習を実施。AEDの使用手順や管理方法を説明したほか、参加者を交えて、模型等を使った胸骨圧迫による心肺蘇生法を指導した。