観光土産用の菓子製造や卸売を手掛ける有限会社ユタカ商会と子会社の有限会社すえやま(いずれも高原町)は、高原町の宮崎フリーウェイ工業団地に菓子製造工場を建設する。5月31日に高原町と立地協定を締結し、同日付で宮崎県の立地企業に認定された。
工場建設により、これまでの観光土産用菓子の生産量を増やすとともに、新たに餅菓子及び冷凍饅頭を生産するために専用の機械を導入する。今後は、国内のみならず外国人をターゲットにした販売戦略を展開し、更なる事業拡大を図る。
敷地面積は1万4868㎡で、新工場の延床面積は2174㎡。2024~25年度の設備投資額は6億円を見込み、29年度までに11人を新規雇用する。操業計画によると、24年12月に着工し、25年5月の完成、同年6月の操業開始を予定する。
宮崎フリーウェイ工業団地における立地認定は、今回で10件目となる。