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6月28日に適正取引講習 入契適正化特別講義も

 建設業適正取引推進機構は、建設業の適正取引に関する講習会を6月28日に開催する。入札関連の違法行為に関する実例や、価格転嫁に関する課題について説明する。国土交通省から講師を招き、建設業と入札契約の適正化に関する特別講義も予定。申し込みの締め切りは、オンラインが6月24日、会場が6月27日。

 講習では、機構の担当者が入札関連の違法行為の実例について説明する。入札談合や価格転嫁など、独占禁止法上で順守すべきポイントも解説。建設業法に基づく法令・規則の内容についても話す。この他、国土交通省の沖本俊太朗入札制度企画指導室長を講師に招き、適正な予定価格の設定やダンピング対策、施工時期の平準化といった入札契約の適正化について解説する。

 受講料は有料で、科目数に応じて金額は異なる。定員は会場が30人、オンライン受講が100人。CPDSの認定講習となっている。問い合わせ先は機構企画業務部、電話03(3239)5061。