都城市は5月31日、指名競争で「上長飯小長寿命化改良工事に伴う設計委託」の入札を執行し、桑山建築研究所が1551万6000円で落札した。場所は都城市上長飯町で、委託期間は2025年2月14日まで。税抜の公表価格は1551万6000円、最低制限価格は1199万4074だった。
渡り廊下で接続された10棟(RC造2階建延べ837㎡)及び22棟(同234㎡)の長寿命化改良工事に係る基本・実施設計を行うほか、既設校舎3棟(いずれもRC造)の非構造部材点検及び改修設計を行う。
必要諸室は普通教室4教室、図書室、保健室、放送室、相談室、管理諸室、便所等。屋根は置き屋根として検討し、構造計算による安全性の確保を行う。壁の浮き及びクラック等は、全面打診調査等を行った上で改修設計を行う。躯体の長寿命化対策は、コンクリートの中性化対策、鉄筋の腐食対策、かぶり厚さの確保のいずれかとする。