都城市は5月20日、条件付一般競争入札で行う「小松原地区複合施設建設工事に伴う設計委託」及び「西小校舎新増改築工事に伴う設計委託」を公告した。いずれも、業務の履行期間は2025年3月14日まで。税抜の公表価格は、小松原地区複合施設が6315万5000円、西小校舎が3532万7000円。
小松原地区複合施設は、老朽化が進む小松原地区公民館と同体育館を統合し、敷地内に複合施設として整備するもの。当該業務では、複合施設(RC造またはS造平屋建延べ1680㎡程度)や消防団詰所(同2階建延べ100㎡程度)の新築設計と既存施設の解体設計を行う。計画では、25~26年度に本体工事を行う。
西小学校に関しては、経年劣化が進む校舎の新増改築(RC造2~3階建延べ1890㎡程度)に係る設計のほか、既設校舎2棟(RC造2階461㎡、同589㎡)の解体設計、4棟の非構造部材点検及び改修設計を行う。
入札の参加要件は、都城市の建設業者等有資格者名簿に建築設計として登載され、市内に本店を有する者として、建築士法第23条第1項の規定に基づく一級建築士事務所の登録を受けていること。このほか、14年度以降に国・都道府県・市町村が発注した契約金額500万円以上の建築設計の実績を有することを求める。
手持要件等に関しては、市が発注した建築設計と同種の委託業務を履行中でも参加でき、当該業務を落札した場合でも、今後の同種の委託業務の入札に参加できる。ただし、「小松原地区複合施設建設工事に伴う設計委託」の落札者は、「西小校舎新増改築工事に伴う設計委託」の入札には参加できない。
入札参加申請書及び入札参加資格審査申請書は、6月3日までに電子入札システムで提出する。入札参加資格確認結果は6月6日に通知する。質疑は6月3日まで、指定様式により電子メールで受け付け、回答を順次、入札情報サービスに掲示する。6月20日~21日に入札書を受け付け、6月21日に開札する。