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日々の積み重ねで無事故・無災害を コーソクグループ

      

▲写真は挨拶する西村社長、大会の模様

 株式会社コーソク(西村賢一代表取締役)を中心に、運輸・土木工事業や生コン事業などを手掛けるコーソクグループは、6月22日に日向市内で2024年度の安全大会を開催した。大会には、グループ及び協力会社の職員ら多数が参加。安全運転講習や安全宣言を通じて、無事故・無災害の達成に邁進することを固く誓った。

 主催者挨拶で西村社長は、「少しの不注意が思いがけないミスを引き起こす。明日は我が身と心得て、一人ひとりが安全意識の高揚を図り、日々を積み重ねれば、無事故・無災害を達成できる」として、「皆が結束し、今一度気を引き締めて、この大会を有意義なものにしていただきたい」と参加者に呼び掛けた。

 安全運転講習で日向警察署の石川喜裕交通課長は、管内の交通死亡事故が前年比で増加しているとして、事故の発生状況や特徴を説明。横断歩道が歩行者最優先であることや飲酒運転防止ついて説明を行い、「少しの油断が交通事故につながると意識して、これまで以上に安全運転に努めていただきたい」と呼び掛けた。

 表彰式では、協力会社の▽渡部技建▽キング▽インフラテック▽和光コンクリート工業▽南九州日野自動車▽キャタピラー九州―の6社に感謝状と記念品を贈呈。コーソクグループに20年以上勤務し、社業発展に貢献した▽長友孝光氏(コーソク)▽黒木一美氏(前同)▽白木良幸氏(太陽興産)▽廣瀬雄司氏(あさひ産業)▽宇治橋匠氏(前同)の5人に永年勤続者表彰、優秀施工者知事表彰を受賞した田村直人氏(コーソク)に功労者表彰を贈った。

 参加者を代表して安全宣言を行った田村直人氏(コーソク)は、安全で健康な職場形成や労働災害防止活動の推進のため、「安全に総力を結集し、地域社会に貢献する」「『時間のゆとりは心のゆとり』の基本理念に基づき、無事故・無災害を目指す」「交通規則を守り、安全運転を心掛け、マナーアップに努める」ことを固く誓った。

 大会ではこのほか、独立行政法人自動車事故対策機構の三浦翔氏を講師に招き、「危険予知訓練の手法を用いた指導教育」と題して講演を行った。