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処分場建設検討委、1日に第5回会合 広域連合

 新たな最終処分場の建設を計画する日向東臼杵広域連合は、7月1日に美郷町西郷ニューホープセンターで「次期広域最終処分場建設検討委員会」の第5回会合を開催する。時間は14時30分から。先着10人まで会議を聴講できる。

 既設処分場の埋立終了時期が迫っていることから、新たな最終処分場を新設する計画。今年3月に決定した基本構想では、美郷町西郷田代を建設候補地とし、埋立期間を15年間、覆土を含む埋立容量を5万7100m3と設定。オープン型とした場合の概算事業費(維持管理費含む)は54億1000万円を見込む。

 今年3月には公募型プロポーザル方式で「次期広域最終処分場本格調査及び基本計画・基本設計作成等業務委託」の事業者選定手続きを進め、建設技術研究所と契約を締結した。当該業務では、次期広域最終処分場の整備に係る基本計画・基本設計を策定するとともに、これに必要な地質調査や生活環境影響調査を実施する。

 事業スケジュールによると、2024~25年度に基本計画及び基本設計、26~27年度に実施設計を行い、これと並行して敷地の測量地質調査や環境影響調査を実施する。28~30年度に建設工事を行い、31年度の稼働開始を目指す。

 今会合では、3月に開催した前会合の要旨を確認するとともに、地質調査計画やオープン型最終処分場と被覆型最終処分場の比較検討、今後のスケジュールについて、委員が意見を交わす。会議はすべて公開で行う予定。

 これまでに開催した会議の資料や議事要旨、次回会合mの開催案内は、日向東臼杵広域連合のホームページ等で確認できる。問い合わせ先は、業務第1係(電話0982-53-3401)。

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