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労働・交通災害の撲滅を誓う 串間市建設業協会

      

▲写真は挨拶する有嶋会長、大会の模様

 串間市建設業協会(有嶋由紀夫会長)は6月18日、串間市建設会館で2024年度の「串間市建設業安全推進大会」を開催した。日南労働基準監督署や串間土木事務所、串間警察署の後援のもと、大会には串間地区に所在する多数の建設業関係者が参加。安全講話や安全宣言を通じて、無事故・無災害を達成することを固く誓った。

 挨拶で有嶋会長は、串間管内における各種工事が大きな事故もなく順調に推移していることに言及。引き続き、安全に十分配慮したうえで作業に取り組むよう呼び掛けた。

 また、7月1日に本週間を迎える全国安全週間、7月を運動期間とする飲酒運転根絶強化月間にも言及。建設業は車両も大型で、重大事故に繋がる可能性が高いとして、「一人ひとりが安全に対する認識を一段と深め、管内におけるあらゆる労働災害、交通災害の撲滅に一丸となって取り組んでいかなければならない」と述べた。

 続いて、串間警察署の福永勉署長、串間土木事務所の大部薗一彦所長(代読=丸目一彦工務課長)がそれぞれ挨拶した。

 講話では、建設業労働災害防止協会鹿児島県支部安全管理士の福元英幸氏が「建設労働災害防止」に関する特別講話を行ったほか、日南労働基準監督署の安藤翔太監督官が「建設業における労働災害の現状とその防止策」、串間警察署地域交通課の田中智樹課長が「串間市内における交通事故の現状とその防止策」について、講演を行った。

 大会宣言で野辺俊就青年部長は、人命尊重という人類普遍の基本理念に基づき、すべての労働・交通災害の撲滅と安全衛生管理水準の向上、及び安全管理体制の充実を図るため、「死亡災害ゼロ」「交通災害の撲滅」に邁進し、各種安全対策に積極的に取組ながら、災害のない明るい職場づくりに努力していくことを誓った。