▲写真は挨拶する金丸前部会長、岩永新部会長、総会の模様
宮崎県建設業協会青年部連合会（金丸誠悟部会長）は６月１４日、宮崎県建設会館で２０２４年度の通常総会を開催した。総会には、各地区青年部の正副部長らが出席し、２３年度事業報告及び収支決算、２４年度事業計画案及び収支予算案を承認。任期満了に伴う役員改選では、新部会長に宮崎地区の岩永敦嗣氏を選出した。
総会で挨拶に立った金丸部会長は、急速な円安や物価高、賃上げ、働き方改革への対応など、建設業を取り巻く環境が依然として厳しいことを踏まえ、「今こそ、受発注者が一丸となって、建設業界の諸問題に取り組まなければならない」と述べた。
さらに、気候変動や高齢化社会、戦後急速に進められたインフラの老朽化、デジタル化する社会への対応などを背景に、建設業の仕事量が増加することを見据え、「担い手を確保するため、業界挙げての活動をあきらめずに続け、今の私達の行動・選択が次世代の建設業を造ることを強く自覚し、行動していきたい」と部員に呼び掛けた。
議案審議では、２３年度事業報告及び収支決算並びに剰余金処分案、２４年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認。２３年度の事業経過として、中国・広島建設青年交流会との意見交換会やＳＮＳを活用した宮崎県県土整備部との魅力発信共同事業、施工性向上に関する土木事務所等との意見交換会を行ったことを報告した。
一方、２４年度の事業計画では、▽若年技術労働者の育成・確保の推進▽適正な企業評価と入札・契約制度改正への対応▽社会貢献活動、イメージアップ活動の推進▽関係行政機関・団体等との意見交換会▽マスコミ等を含めた国民・県民への情報発信▽会員相互の協調連携体制の確立―を柱に、各種活動に取り組むことを確認した。
就任挨拶で岩永新部会長は、各地区部員の協力を得ながら「精一杯頑張りたい」と意気込みを述べた。
＊新役員は次のとおり（敬称略）
▽部会長＝岩永敦嗣（岩永建設）
▽副部会長＝木場俊介（木場組）、長谷川雄基（長谷川組）
▽常任理事＝野辺俊就（野辺建設）、寺田武志（寺田建設）、末吉ゆかり（末吉建設）、黒木洋史（川南工業）、矢野孝幸（矢野建設）、佐藤文彦（ひむか造園土木）
▽監事＝清水晃嗣郎（清水工務店）、弓場大樹（弓場造園土木）
▽相談役＝金丸誠悟（新和産業）
▽理事＝本部祐典（川正建設）、川上哲（川上土木）、河野直太郎（河野組）、渡辺隆二（富岡建設）、河野義範（松浦建設）、山口建也（江藤組）、徳満英裕（徳満建設）、清水恭平（清水組）、高山智行（高山建設）、川野孔聖（八重尾産業）、永﨑康仁（永﨑建設）、吉野博朝（吉野土木）、藤元勇貴（藤元建設）、押川拓矢（藤井建設）、伊達隆文（伊達土木）、横田晋作（ビズ）、桑原啓輔（桑原建設）、吉田優（吉田建設産業）、椎葉博樹（尾前建設）、岸本勝也（大同建設）、柄浦圭佑（エウラ重機）、盛武一貴（盛武組）、工藤崇一朗（工藤工務店）、甲斐靖教（冨高工業）。