宮崎県生コンクリート工業組合は、7月10日に宮崎市のJA・AZM本館大ホールで2024年度の「コンクリート関連技術者研修会」を開催する。宮崎県建設業協会や宮崎県土木施工管理技士会、宮崎県建築協会、宮崎県測量設計業協会が共催し、国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所と宮崎県が後援する。
コンクリートの製造や施工、設計、発注など、各分野における技術者等の共通認識と相互理解を深めることを目的に開催しているもの。受講対象者は、建設業や設計、行政の技術系職員、生コンクリート関係技術者など。研修会は、技士会CPDS、建築士会CPD、設計CPDの認定研修となる。
午前の部では、宮崎県環境森林部・農政水産部・県土整備部共管工事検査課の松本貴史工事検査専門員が「工事検査」について説明。また、宮崎労働局労働基準部健康安全課の地副竹志地方産業安全専門官が「労働災害の現状と防止対策」について解説する。
午後の部では、熊本大学大学院先端科学研究部(工学系)土木建築学部門土木デザイン分野の尾上幸造准教授が「コンクリートの鉱物化学」について講演。また、国土交通省九州地方整備局企画部建設情報・施工高度化技術調整官の中司哲夫氏が「インフラ分野のDX推進」、宮崎コンクリート研究所の中澤隆雄所長が「セメント・コンクリート・生コンの歴史」について講演する。
時間は9時30分から16時まで。募集定員は約200人。受講料は、一般が4000円、共催関係会員が3000円。受講希望者は、ホームページ等でダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、7月2日までに事務局へFAXで申し込む。
詳細は宮崎県生コンクリート工業組合のホームページを参照。問い合わせ及び申し込み先は事務局(電話0985-24-7025、FAX0985-24-7054)。