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今まで以上に安全な職場を 湯川建設と協力会社

      

▲写真は挨拶する湯川社長、大会の模様

 湯川建設株式会社(湯川鶴三代表取締役社長)は6月6日、延岡市内で2024年度の「安全大会」を開催した。大会には、同社及び協力会社の社員が多数参加。今年度の安全スローガンに「『危ない!』と一人ひとりが言い合える そんな職場がいい職場」を掲げ、無事故・無災害の達成に一丸で邁進することを固く誓った。

 挨拶に立った湯川社長は、安全が日々の努力の積み重ねのたまものであることを強調。今年度の安全スローガンの趣旨に言及し、現場に携わる全ての人が自由に意見を言える雰囲気づくり、安全に前向きな職場づくりに努めることで、安全意識を高め、危険を無くし、より安全な職場づくりを目指そうといった思いが込められているとした。

 湯川社長は、今年度のスローガンを念頭に、互いに声を掛け合いながら、安全意識を高め、安全活動を実践し、今まで以上に安全な職場を目指していこう」と呼び掛けた。

 表彰式では、協力会社表彰や社員表彰、永年勤続表彰の受賞者に表彰状と記念品が贈られた。受賞者を代表して謝辞を述べた染谷修氏(㈲大和開発)は、「今回の受賞は身に余る光栄であり深く感謝する。受賞を大きな励みとして、企業・業界の更なる発展のため、安全確保に努め、懸命に頑張っていく」と意気込みを語った。

 協力会会長の濱田清隆氏(浜田建設)は、「労働災害のない社会の実現は、建設業のみならず、社会で働く人達やその家族の共通の願い。会社には現場で働く方々を毎日、無事に家庭に帰す義務と責任がある」とした上で、「災害ゼロへ各社が協力しあい、安全を第一とした快適に働ける現場環境づくりに努めてほしい」と挨拶した。

 柄浦圭佑氏(エウラ重機)が、「協力会社全員で災害防止活動の重要性を再認識するとともに、今年度の安全スローガンのもと、危険のない職場環境づくりに、そして人命尊重と社会的責任の基本理念に基づき、労働災害ゼロの実現に向けて邁進する」と力強く宣言。全国安全スローガンと湯川建設の安全スローガンを全員で唱和した。

 大会ではこのほか、国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所の山村覚工事品質管理官を講師に招き、「安全な現場をつくるために~事故発生状況と事故防止の取り組み~」と題した安全講話も実施。全国及び九州管内で発生した建設現場における事故の発生状況や事例等を紹介し、安全な現場をつくるためのポイントを解説した。

 安全表彰の受賞者は次のとおり(敬称略)。
*協力会社表彰
▽優秀施工会社表彰=浜田建設、エウラ重機、㈲大和開発、謙皇産業、クロキ
▽安全表彰=栄高産業、小田工業、九州建設サポート
▽感謝状=キング、仲摩商事
*協力会社個人表彰
▽優秀施工者=柴田博史(浜田建設)、滝口竜二(エウラ重機)、林田将輝(㈲大和開発)、橋本直樹(謙皇産業)、土工俊幸(ライト工業)、戸高伊織(進光産業)
▽感謝状=上野剛章(マグネット)、斎藤靖征(蔵田建設)
*社員表彰
▽最優秀賞=三重野徹、兒玉元伸
▽優秀技術者=中尾竜太、塩月昭範、土田郁夫、山田達也
▽安全表彰=橋口泰蔵
▽永年勤続表彰(30年以上)=志岐岳彦、甲斐一弘
▽永年勤続表彰(20年以上)=伊藤泰邦、盛武幸博、服部正仁、土田郁夫、三雲豊。