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西日本技術開発JVと契約 新田原施設最適化設計

 公募型プロポーザル方式で「新田原(6)施設最適化総合設計」の事業者選定手続きを進めていた熊本防衛支局は、西日本技術開発を代表企業とする共同体を候補者に決定し、5月31日付で同者と随意契約を締結した。税抜の契約金額は18億8200万円、同じく予定価格は18億9212万1763円だった。

 契約の相手方は、西日本技術開発・松田平田設計・大有設計・東条設計・マック・プランディー・復建エンジニヤリング・西部技術コンサルタント共同体。プロポーザルには、石橋・東畑・総コン・濵谷・オオバ・PCKK設計共同体も参加した。

 自衛隊施設の最適化事業として、新田原基地の施設建替や改修等に係る基本・実施設計(建築・機械・電気・通信・土木)、交渉等技術資料作成業務等を委託する。委託期間は2029年3月15日まで。

 建替施設は、▽格納庫=2階建延べ約1900㎡、平屋建延べ約3500㎡▽電子整備場=平屋建延べ約1300㎡▽整備格納庫=平屋建延べ約1700㎡、平屋建延べ約1300㎡、平屋建延べ約8600㎡、平屋建延べ約1200㎡▽整備場=平屋建延べ約2300㎡▽隊舎=4階建延べ約3100㎡▽体育館=2階建延べ約4600㎡―と、これ以外の1000㎡未満の建物74棟(合計約8800㎡)。

 改修施設は、▽厚生センター=2階建延べ約1100㎡▽隊舎=2階建延べ約1100㎡、3階建延べ約2300㎡、3階建延べ約2000㎡、4階建延べ約4200㎡、4階建延べ約4700㎡▽庁舎=3階建延べ約2000㎡、3階建延べ約2000㎡、3階建延べ約6600㎡▽整備工場=2階建延べ約2400㎡▽医務室=2階建延べ約1300㎡▽整備場=2階建延べ約2000㎡▽局舎=3階建延べ約1300㎡▽倉庫=平屋建延べ約1400㎡―と、これ以外の1000㎡未満の建物62棟(合計約9200㎡)。

 このほか、仮設一式、建物付帯一式、解体一式、基地内幹線ユーティリティ一式に係る総合設計を行う。

 当該業務は、別途契約する工事の優先交渉権者の技術提案・技術情報等を、発注者の指示に基づき、設計に反映させる技術提案・交渉方式の適用業務とする。

 熊本防衛支局はこのほか、公募型プロポーザル方式で公示していた「健軍(6)施設最適化総合設計」及び「鹿屋(6)施設最適化総合設計」も随意契約を締結した。契約の相手方と契約金額(税抜)は、健軍が大有設計・松田平田設計・西日本技術開発・東条設計・マック・プランディー・復建エンジニヤリング・西部技術コンサルタント共同体で14億9990万円、鹿屋が東条設計・松田平田設計・大有設計・西日本技術開発・マック・プランディー・復建エンジニヤリング・西部技術コンサルタント共同体で20億9924万円。