宮崎県は、一般会計補正額を7732万円とする2024年度6月追加補正予算案の概要を発表した。硫黄山河川白濁対策等に必要な経費を措置する。議決されれば、一般会計の補正後予算額は6618億2541万円となる。
追加補正予算案では、硫黄山の火山活動に伴う火山噴出物処理対策として、水質改善施設の機能回復や濁水流入防止対策等を行う「硫黄山河川白濁対策推進事業」に6645万円を計上。
さらに、えびの市農業再生協議会に対して、河川白濁・水質悪化により水稲作付けを断念した農家への代替作物導入等の支援に要する費用を補助する「硫黄山周辺地域水田農業緊急支援事業」に1087万円を充てる。