都農町は、２０２７年度開催予定の第８１回国民スポーツ大会でホッケー競技の会場となる藤見公園の整備を進めている。２４年度当初予算に３億９１３３万円を計上し、第１四半期に指名競争入札で第１ホッケー場の整備工事を発注するほか、第２四半期に同じく付帯倉庫の建築工事を発注する予定でいる。
藤見公園（川北１１７９８番地）は、陸上競技場や野球場、サッカー場、ソフトボール場、屋内練習場、テニスコート、多目的広場などを備えた総合運動公園。年間を通して、町内外から多くの利用者が訪れている。
新たに整備するホッケー場は、第１と第２の２箇所を計画。２４年度は、東側多目的広場（現ソフトボール場）に第１ホッケーを整備する。西側多目的広場（現サッカー場）に整備する第２ホッケー場は、２５年度に工事を行う予定でいる。整備に係る測量・設計業務は、２３年度に九州土木設計コンサルタントが担当した。
４月時点の発注見通しによると、第１四半期に指名競争で「藤見公園第１ホッケー場整備工事」を発注する予定。工事概要は人工芝への改修等（約８０００㎡）で、工期は約１０カ月を見込む。このほか、第２四半期には同じく指名競争で、ホッケー場に付帯する倉庫の新設工事を発注する。工期は約７カ月を予定する。
周辺施設の整備に関しては、現時点で未定としており、今後、他施設の視察等を踏まえ、具体的な整備内容や整備時期を決定するとしている。