建設ネット企画画像 四角 四角

道路周辺の清掃作業に汗、ゴミゼロ運動実施 旭建設

      

▲写真はゴミゼロ運動、アダプト活動

 旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は5月30日、「ゴミゼロ運動2024」を実施した。今年の活動には、旭建設グループの社員やまるみつ日向店の社員ら約30人が参加。早朝から道路周辺の清掃作業に心地良い汗を流した。

 NPO法人日本を美しくする会/掃除に学ぶ会では、掃除という市民活動を通じて日本人の美徳を取り戻そうと、5月30日を「ゴミゼロ運動の日」と位置付け、全国一斉清掃活動を展開。同社も趣旨に賛同して活動に参加しており、今年で12回目を数える。

 今年度の作業は、まるみつ日向店からあくがれ広場までの約3.3㎞区間のほか、同社の現場事務所の各所で実施。当日、参加者は「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」とプリントされた揃いのTシャツを着て、現地に集合した。

 開会式で黒木社長は、「ゴミ拾いは続けていくことが大切。ひとつゴミを拾えばそこが綺麗になり、みんなに喜んでもらえる。まちが良くなると地域が良くなる」と話し、安全第一の作業を参加者に呼びかけた。

 参加者は、火ばさみやビニール袋を手に持ち、道路沿いに落ちている空き缶やペットボトル、タバコの吸殻などのゴミを丁寧に拾い集め、最後に集めたゴミを分別して撤去した。

■塩見川でアダプト活動

 旭建設株式会社は6月1日、宮崎県の「企業協働河川アダプト制度」に基づき、日向市の塩見川で河川ボランティア活動を行った。同社社員や日向土木事務所の職員ら44人が参加し、河川敷の美化清掃作業に汗を流した。

 県が管理する河川のボランティア活動(アダプト活動)を実施し、官民協働による河川管理の推進と良好な河川環境の維持向上を図るもの。除草や清掃・美化活動、河川管理施設等の情報提供等に協力する団体や企業を認定する。同社の活動は今回で14回目。

 作業当日、開始式で挨拶した川口正規常務は、「怪我等に気をつけて、安全第一で作業に取り組んで」と呼び掛けた。岩元保彦営業部長が注意事項等を説明し、3つの班に分かれ作業を開始した。

 参加者は塩見川左岸側河川敷の縁開橋から中原橋までの約500m区間で、散歩を楽しむ歩行者の安全に配慮しながら、草刈り機や重機、リモコン草刈り機を使って、生い茂った雑草を除去・集積し、周囲のゴミ拾いも行った。

 日向土木事務所の藤本国博河川砂防課長は、同社のアダプト活動に感謝の意を示し、「今後も活動を継続してもらいたい」と話した。