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新理事長に田上満則氏を選出 宮崎県管工事組合連合会

      

▲写真は挨拶する前田前理事長、田上新理事長、総会の模様

 県内12地区の管工事組合で組織する宮崎県管工事協同組合連合会(前田昭彦理事長)は5月28日、宮崎水道会館で2024年度「第53回通常総会」を開催した。総会では、23年度事業報告書及び決算関係書類、24年度事業計画書及び収支予算案を原案どおり承認。任期満了に伴う役員改選で、新理事長に田上満則氏を選出した。

 挨拶で前田理事長は、今年1月に発生した能登半島地震に言及。生活を支える水道に甚大な被害が生じたことから、水道の基盤強化への対応が急務とし、管工事の持つ役割の重要性を強調した。その上で、今後発生が予見される南海トラフ地震に対する危機感を持ち、災害時に於ける協力体制の構築を考えていかなければならないと述べた。

 議案審議では、23年度事業報告書及び決算関係書類、24年度事業計画書及び収支予算案、任期満了に伴う役員改選案などの議案を原案どおり承認。

 24年度の事業計画に於ける基本方針には、会員及び所属員の融和・協調や組織強化の促進及び加入拡大、スクラップアンドビルドによる時機を捉えた事業展開、上部組織や関係団体との連絡協調による組織活動の円滑化、会員及び所属員の経営基盤の安定・発展に努めることを掲げた。

 事業の推進にあたっては、会員及び所属員の事業展開のため、タイムリーで効果的な各種研修及び講習等の開催、入札制度改革や資格取得等の関係法・制度改正に関する迅速な情報提供に努めるとともに、発注機関等に対する陳情・要望活動を促進する。

 これを受けて、教育情報事業(認定訓練、研修会等)や福利厚生事業(各種共済保険制度の活用促進)、組織強化推進事業(受注機会拡大の要望活動、組織の強化拡大、経営の合理化対策、技術者の地位向上、労働安全・交通安全運動)に取り組むとした。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=田上満則(富士建工業)
▽副理事長=長友賢二(三光設備工業)、坂井真由美(久保設備)
▽理事=吉田剛規(吉田工業)、山口史晃(ヤマグチ)、齋藤章一郎(冨士工業)、池島正浩(大洋建設)、冨田隆司(西都水道)、福元英雄(福元電設)、森伸一郎(森ガス水道工事)、金丸孝之(金丸プロパン瓦斯)、稲元由紀夫(稲元建設)、山口吉規(山口工業)、藤岡誠二(藤岡工業)
▽監事=髙野広志(髙野住宅設備)、齋田知明(斉田商事)。