▲写真は挨拶する坂本前部会長、櫻木新部会長、協議会の模様
一般社団法人宮崎県建築協会青年部（坂本大志部会長）は５月２４日、宮崎市内で２０２４年度の全員協議会を開催した。会合には、県内各地から多数の青年部員が出席し、２３年度事業経過や２４年度事業計画について各委員会の担当者から説明を受けた。任期満了に伴う役員改選では、新部会長に櫻木博文氏が就任した。
挨拶で坂本部会長は、一昨年まではコロナの影響で活動が制限され、中止や縮小など思うように展開できなかったが、新型コロナウイルス感染症の５類移行に伴い、昨年度は例年通りに事業活動が展開できたとして、部員の支援と協力に感謝の意を示した。その上で、今年度の事業に関しても、引き続きの理解と協力を呼び掛けた。
議事では、櫻木博文副部会長が前年度に取り組んだ事業の経過を報告。続いて、総務委員会、企画委員会、広報委員会、交流委員会の各委員長が、２４年度に実施を予定している活動の内容を説明したほか、２４・２５年度の新体制を発表した。
２４年度の事業計画に関しては、公共建築物の保全点検や修繕活動、親子木工教室、技術向上を目的とした研修会、熊本建伸会及び鹿児島青年部会との三県合同研修会、防災訓練への参加と県民への防災意識の啓発、部会員の相互交流会、公共奉仕活動などを予定し、女性技術者の会（チーム・ラポール）と共同で取り組むことを確認した。
協議会後に開かれた懇親会では、新たに部会長に就任した櫻木博文氏が挨拶。人手不足や物価高騰など、山積する様々な課題に対応する中で、青年部を通じて横の繋がりを強化するとともに、「皆さんと笑顔で活動する姿を地域の方々や若い方々に見ていただき、活力ある業界であることを広くＰＲしていきたい」と意気込みを述べた。
来賓として招かれた宮崎県建築協会の志多宏彦副会長は、「青年部として充実した活動をしていただけることを期待している。新体制のもと、一致団結して会を盛り上げていただきたい」と挨拶した。志多副会長の乾杯の発声で開宴し、参加者は会食や歓談を通じて、互いの親睦と交流を深めていた。
＊新役員は次のとおり（敬称略、◎は委員長、○は副委員長）
▽部会長＝櫻木博文（桜木組）
▽副部会長＝江藤政文（三舟建設）、増田祐介（増田工務店）
▽直前部会長＝坂本大志（坂本建設）
▽総務委員会＝◎黒井浩史（黒井組）、○西尾拓真（西尾組）
▽企画委員会＝◎西川博之（戸髙コーポレーション）、○甲斐久貴（三和総合建設）
▽広報委員会＝◎片地昭成（片地工務店）、○日高秀仁（志多組）
▽交流委員会＝◎日野靖徳（㈱岩切建設）、○藤間栄作（森工務店）。