宮崎県県土整備部河川課は、県が管理する三財川の河川工事で、仮設資材が盗難される被害が2件発生したと発表した。工事看板の転倒防止用おもり(鋳物)が盗難被害にあった。いずれも、受注者が管轄する警察署に被害届を提出するとともに、工事用看板を鉄ピンや建築ブロック等で固定するなどの対策を講じているという。
三財川鳥子地区樋門改修工事(西都市三宅)の現場では、河川工事の受注者が5月3日の連休中の定期パトロール中に、看板用のおもりが盗難されていることを確認した。被害数量は29個(1個当たり10㎏)で、被害金額は16万8200円。
また、三財川黒生野地区河川改修工事(西都市鹿野田)の現場では、河川工事の受注者が5月8日に現場を点検したところ、看板用のおもりが盗難されていることを確認した。被害数量は12個(1個当たり10㎏)で、被害金額は6万9600円。
河川課によると、県が管理する河川工事の現場で、こうした盗難被害が発生するのは、直近ではなかったという。