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4月6日はしろありの日、吉村八幡神社で供養祭 白対協

      

▲写真は挨拶する兒玉会長、供養祭、総会の模様

 宮崎県しろあり対策協会(兒玉健志会長、会員19社)は、4月6日の「しろありの日」に合わせて、宮崎市の吉村八幡神社で供養祭を行った。会員企業の代表や職員ら約20人が参集し、駆除されたシロアリや関係物故者の冥福を祈り、玉串を捧げた。

 同協会は、建築物や工作物等をシロアリ及び木材腐朽菌の被害から守るための調査や予防措置、駆除を適正かつ安全に行うことを目的に設置。1984年9月には、吉村八幡神社の敷地内に慰霊碑を設置し、以降毎年、同神社で供養祭を執り行っている。

 供養祭では、神殿で宮司が祝詞を奏上し、参加者全員がそれぞれ玉串を奉奠。その後、敷地内の慰霊碑に移動して全員で拝礼を行った。駆除されたシロアリや関係物故者の冥福を祈るとともに、今年一年の無事故・無災害や業界の更なる発展を祈願した。

■11月に本県で全国大会

 同日にはこのほか、2024年度の臨時総会も開催。24年度の文化財等蟻害腐朽調査事業について報告を行ったほか、全国組織の公益社団法人日本しろあり対策協会が今年11月に本県で開催する全国大会など、24年度の開催事業を確認した。

 毎年、各県の持ち回りで開催している全国大会は、11月7日に宮崎市の宮崎観光ホテルで「宮崎大会」として開催する予定。宮崎大会のメインテーマには、「原点回帰~天孫降臨神話の地 ここから始まり さらにその先に~」を掲げる。

 午前中に地元神社の宮司や協会関係者が基調講演を行い、午後から行う式典では、大会宣言の採択や表彰式を行う。展示会の出展者による説明や研究・事例発表、懇親会も計画する。九州しろあり対策協会と宮崎県しろあり対策協会が共催する。