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新会長に鶴本英三氏を選出 宮崎地区建築業協会

      

▲写真は挨拶する坂下前会長、鶴本新会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎地区建築業協会(坂下輝男会長)は4月24日、宮崎市内で2024年度「第48回通常総会」を開催した。総会では、23年度の事業経過及び決算報告、24年度事業計画案及び予算案等を原案通り承認。任期満了に伴う役員選任では、新会長に鶴本英三氏を選出した。

 挨拶で坂下会長は、協会活動に対する会員の理解と協力に感謝の意を示すとともに、各地で頻発している地震について言及。「日常生活に不安を感じることもあるが、会員が一致団結し、有事の際に迅速に対応できるよう、日頃からコミュニケーションを図るなどして対応してもらいたい」と更なる連携強化を求めた。

 議案審議では、23年度事業経過及び決算報告、24年度事業計画案及び予算案、支部統合案、会員加入特別キャンペーン案、任期満了に伴う役員改選案について審議を行い、いずれも原案どおり承認した。

 24年度の事業計画では、長期優良住宅やゼロエネルギー住宅等の建築促進、木育・木工教室や清掃といった地域貢献活動の推進、中高生を対象とした木工デザイン甲子園の開催、技能者の確保・育成や技術の向上に取り組むことを確認。

 また、行政と連携した災害時における仮設住宅の確保や被災住宅の応急修理に係る取り組み、組織拡充に向けた新規会員加入促進や若年層の協会活動参加、青年部及び宮崎JBN女性活躍の会の活動支援などにも取り組むとした。

 役員改選では、会長に鶴本英三氏(鶴本建設)、副会長に▽岡留正明氏(岡留工務店)▽外山稔氏(外山建築)▽重永真由美氏(新町工務店)―をそれぞれ選出し、監事には西前誠氏(宮崎太陽建設)と太田征宏氏(太田總合建設)を選任した。相談役には▽柚木﨑悟氏▽川上学氏▽坂下輝男氏―が就いた。

 就任挨拶で鶴本会長は、「まだまだ未熟ではあるが、会員一同の協力を仰ぎ、会の発展に邁進していきたい」と意気込みを語った。