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山路修氏を理事長に再選 宮崎県鉄筋業組合

           

▲写真は挨拶する山路理事長、総会の模様

 宮崎県鉄筋業組合(山路修理事長)は4月23日、延岡市内で2024年度の「通常総会」を開催した。総会では、23年度事業及び収支決算案、技能士会活動報告、24年度事業計画案及び収支予算案、新規会員の報告・承認、任期満了に伴う役員選任案などの議案を承認。役員選任では、山路氏を理事長に再選した。

 総会で山路理事長は、依然として厳しい状況にある業界の現状に言及したうえで、「組合の最大のメリットは、組合員同士が横の連携をもって相互協力できる点にある。三方よしの原理を構築し、適正な工事単価の確保に取り組み、すべての組合員で情報を共有することで、安定した仕事の確保に繋げていきたい」と述べた。

 豊重安孝副理事長を議長に選出して行われた議案審議では、23年度事業や収支決算等を山路理事長が説明。鉄筋業をはじめとする専門職の告知や職人育成のための技能労働者確保・育成事業、親会との連携強化等に取り組んだことを報告した。

 24年度の事業計画では、▽新規組合員の加入促進▽鉄筋業の地位向上及び職人不足解消のための業界・行政との連携▽組合員と組合の情報ネットワークの緻密化及び資料の共有化▽技術・技能の向上及び資格取得に向けた講習等の開催―などに取り組むとした。

 総会では、任期満了に伴う役員の改選案も審議。山路理事長をはじめとする理事4人、会計1人、監査2人を再任する人事案を了承した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=山路修(山路鉄筋工業)
▽副理事長=豊重安孝(豊重鉄筋)、山口敬一郎(山口鉄筋)、安藤日出一(請要工業)
▽会計=山口もと子(山口鉄筋)
▽監査=樋口一雄(樋口鉄筋工業)、黒木豊(広渡川鉄建)
▽相談役=田中誠二(田中鉄筋工業)。