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道路舗装の長寿命化、個別計画など改訂 西都市

 西都市は、「舗装の個別施設計画」と「舗装補修計画」を2024年4月版に改訂した。24年度は、原無田線や中子田諸熊線、粟野今井線で舗装補修を継続するほか、新たに黒坂木城線や城平囲線で道路の舗装補修を実施する。

 経年劣化が進む市道の舗装に関して、事後的な対応から計画的な修繕に転換し、舗装の長寿命化や維持修繕費の縮減を図るため、市は17年度に舗装の個別施設計画を策定。これまでの対策状況や点検結果を踏まえ、24年度版に改訂した。

 市が管理する道路は、1級・2級・その他の市道を含めて約681㎞。24年3月末時点の舗装率は92・8%となっている。ひびわれ率を舗装補修対象の基準とし、損傷状況や路線の重要性、交通量等を考慮して優先順位を決定する。

 24年度は、前年度に続き、原無田線(大字茶臼原)や中子田諸熊線(大字加勢・平郡)、粟野今井線(大字三宅)で切削オーバーレイによる舗装補修を継続するとともに、新たに黒坂木城線(L=320m、大字茶臼原)と城平囲線(L=170m、大字南方)でで切削オーバーレイによる舗装補修を実施する。

 25年度以降も、優先順位に基づき市管理道路の舗装補修を計画的に実施するとともに、定期的な巡視や5年に1度の目視点検を通じて路面状況を正確に把握し、道路舗装の長寿命化に努める。個別施設計画と舗装補修計画は、ホームページで確認できる。

舗装補修計画一覧