公募型プロポーザル方式で「ひなた宮崎県総合運動公園庭球場管理棟再整備事業」の事業者選定手続きを進めていた宮崎県は、受託候補者にマスジュウ・宮崎設計特定建設工事共同企業体を特定した。テニスのトップアスリート等の大会や合宿拠点として活用できるよう、別途発注する庭球場の全面改修等と合わせて、管理棟を再整備する。
要求水準書による管理棟の建替計画は、構造が木造または木造と他工法との混構造、延床面積は６５０㎡以上を想定し、屋内コートへの渡り廊下を設置する。当該事業では、管理棟建替に係る①基本・実施設計②建築工事③工事監理、意図伝達業務④申請手続及び申請費用⑤地盤調査、現状調査―を行う。期間は２０２６年３月３１日まで。
プロポーザルでは、設計・工事監理業務及び施工業務の各業務に当たる２～３者で構成する特定建設工事共同企業体を対象に参加者を公募。企画提案書やプレゼンテーション、ヒアリングの内容を踏まえ、受託候補者を特定した。税込の発注上限額は４億８２６３万７０００円。請負契約の締結は４月上旬を予定している。