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第2四半期に工事発注、田野体育館改修事業 宮崎市

 宮崎市は、経年劣化が進む田野体育館の大規模改修事業に関して、総事業費3.1億円のうち、2024年度当初予算に約1.6億円を盛り込んだ。23年度までに設計業務が完了しており、24~25年度の2箇年で工事を行う。発注見通しによると、第2四半期に条件付一般競争入札で建築主体、電気、機械工事をそれぞれ発注する予定でいる。

 田野運動公園内に位置する田野体育館(田野町乙10905番地26、RC造一部S造平屋建延べ1498.26㎡)は、バトミントン(6面)やバレーボール(2面)をはじめ、フットサルやミニテニスなどの様々な室内スポーツに対応しているほか、体育館内に男女トイレ・多目的トイレ・温水シャワーを完備している。

 一方で、1975年の供用開始から49年が経過し、これまでに大規模な改造工事を行っていないため、内装材や外壁材の劣化が著しい状況にある。このため、生涯スポーツの振興に寄与する当該施設を安全に使用できるよう、大規模改修を行う。昨年度には、施設整備に係る設計業務を発注し、アーキコスモがこれを担当した。

 市が公表した発注見通しによると、条件付一般競争入札で「宮崎市田野体育館大規模改修工事のうち建築主体工事」「同電気設備工事」「同機械設備工事」をそれぞれ第2四半期に発注するとしている。工期はいずれも約12カ月を予定する。

 このうち建築主体工事では、▽屋根改修工事▽防水改修工事▽外壁改修工事▽内外装改修工事▽建具改修工事▽塗装改修工事▽屋外付帯工事―を含む大規模改修工事を施工する。電気設備工事では、これらの工事に伴う電気設備工事を施工し、機械設備工事では、給排水衛生設備と空調・換気設備の更新工事を施工する。