建設ネット企画画像 四角 四角

1工区は坂下組が3.8億 宮崎県ライフル射撃競技場

 宮崎県は3月1日、条件付一般競争で「宮崎県ライフル射撃競技場建設主体工事(1工区)」及び「同工事(2工区)」の入札を執行し、1工区は坂下組が3億8500万円、2工区は丸宮建設が9860万円で落札した。金額はいずれも税抜。

 2027年度に本県で開催予定の国民スポーツ大会等に向けて、公益社団法人日本ライフル射撃協会公認のライフル競技会場を現在地(宮崎市田野町)に再整備する。

 1工区は、ライフル射撃競技場(RC造2階建延べ1724㎡)に係る建設主体工事及び外構工事を施工する。2工区は、射撃競技場の側壁・的屋に係る建設主体工事及び外構工事のほか、管理棟(木造平家建延べ111㎡)及びエアライフル射屋(S造平家建延べ639㎡)の解体工事を施工する。工期はいずれも360日間。

 入札に際して、1工区は施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)、2工区は最低制限価格制度を適用する。1工区の予定価格は4億1670万3000円、調査基準価格は3億8342万0025、失格基準価格は3億6253万1610円。2工区の予定価格は1億0618万円、最低制限価格は9776万9466円だった。

■管工事は平原設備

 宮崎県は3月1日、条件付一般競争で「宮崎県ライフル射撃競技場建設管工事」の入札を執行し、平原設備が4310万円で落札した。ライフル射撃競技場建設に伴う管工事のほか、スモールボア射屋、管理棟、エアライフル射屋の解体に係る撤去工事を施工する。工期は360日間。予定価格は4683万1000円、最低制限価格は4309万4783円だった。金額はいずれも税抜。

 残る電気工事は、2月27日に条件付一般競争入札を公告済。宮崎県の入札参加資格で電気工事のA級に格付けされ、宮崎県内に建設業法第3条第1項に規定する営業所を有している者を対象として3月6日~8日に入札書を受け付け、3月8日に開札している。12日時点で結果の公表には至っていない。