一般社団法人都城市北諸県郡医師会(田口利文会長)は2月8日、「都城市郡医師会病院高度急性期病床の整備及び心臓・脳血管センター増設計画」に関して、大林組・大淀開発特定建設工事共同企業体と随意契約を締結したと発表した。一般競争入札(総合評価方式)で落札者を決定できなかったため、同社と随意契約を行った。
効率的かつ質の高い医療を切れ目なく提供する地域医療提供体制の構築を目的に、都城北諸県・西諸圏域の中核的役割を担う都城市郡医師会病院に於いて、高度な技術を要する脳卒中や心筋梗塞等の循環器病患者に対応した病床の増設を行うとともに、高度な医療設備を備えた心臓・脳血管センターを整備する。
工事概要は、鉄骨造(耐震構造)3階建延べ3011.77㎡(建築面積1542.19㎡)の増築と、既存棟2階部分(改修面積823.35㎡)の改修に係る建築工事、電気設備工事、機械設備工事、外構工事及びその関連工事。工事場所は都城市太郎坊町1364番地1。契約日や契約金額は現時点で非公開としている。