公募型プロポーザル方式で「フェニックス自然動物園ランドスケープ基本構想・基本計画作成業務委託」の事業者選定手続きを進めていた宮崎市は、受託候補者に日本工営都市空間を特定した。フェニックス自然動物園のリニューアルにあたり、動物園全体及び各エリアの諸条件を整理し、ランドスケープ(空間演出)コンセプトの基本構想及び基本計画を策定する。履行期間は2025年3月28日まで。
当該業務では、関係者からの意見聴取および現在実施中の民間活力導入可能性調査の結果を参考に、園全体と各ゾーンごとの基本構想を作成。基本構想を踏まえ、動物園運営管理状況の整理検討やデザインコンセプト及び動物園来園者ストーリーの策定、ランドスケープデザインの方向性の検討及び方針策定を行うとともに、動物園リニューアルに向けた園全体の配置計画図の作成及び概算工事費の算出を行う。
プロポーザルでは、配置予定技術者が技術士建設部門(都市及び地方計画)またはRCCM(造園)、登録ランドスケープアーキテクトの有資格者であることなどを要件に、単体企業及び共同企業体から提案書・見積書の提出を求め、選定委員が評価基準に基づき採点を行って、受託候補者を特定した。税込の提案限度額は2560万円だった。