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りんかいひなた橋、供用開始で渡り初め 中部港湾

      

▲写真は式典の模様

 2022年3月から宮崎県が整備を進めてきた宮崎港内の「りんかいひなた橋」が竣工し、12月17日14時に供用を開始した。供用開始にあたり、中部港湾事務所、施工会社、関係企業などが出席して式典を開催。式典後には、地元園児も参加して渡り初めを行い、りんかいひなた橋の開通を祝った。

 歩行者と自転車が通行できる「りんかいひなた橋」は、宮崎港西地区緑地(ポートパーク)や阿波岐原森林公園、みやざき臨海公園の周遊により、海・港・船を楽しみながら親しめる場の創出を目的として整備したもの。

 りんかいひなた橋の橋長は80m、有効幅員は4mで、上部型式はPC2径間連結ポストテンション方式T桁。宮崎産業開発が設計を担当し、大和開発が上部工を施工した。

 式典で中部港湾事務所の小川美智夫所長は、「長年の宮崎港整備の中で苦難の時期を乗り越え、橋の開通というこの日を迎えることができ感慨深い。港全体のつながりによって、港をより身近な存在として感じてもらえれば」と思いを述べた。