▲写真はイベントの模様
日向地区建設業協会青年部(長谷川雄基部長)は12月13日、日向市立日知屋東小学校で土木イベント「小学生とはたらきたーい!」を開催した。同校の5年生68人を対象に出前講座や体験学習を行い、建設業の仕事や魅力をPRした。
イベントは、キャリア教育の一環として働くことの意義を学び、啓発的経験や進路意識の伸長、知識及び技術の習得に対する関心を高めるとともに、土木に対するイメージアップや魅力の発信、公共事業の役割を知ってもらおうと取り組んでいるもの。
出前講座で長谷川部長は、道路やトンネル、橋梁、学校、駅など、社会に必要な施設を整備するのが建設業の仕事であることを説明し、工事の種類や大型の建設機械を紹介した。また、ICTなどの最新技術を活用して、給料がいい・休日がとれる・希望がもてる・格好いいといった新4Kへの転換を図っていることも説明した。
体験学習では、青年部員の指導のもとで▽グラウンドの整地体験▽コンバインドローラー試乗体験▽運搬車の試乗体験▽バックホウ操縦体験―に挑戦した。
整地体験では、生徒達の思い出に残るよう、凹凸が生じていたグラウンドの入口周辺に砕石を敷き、生徒達がレイキなどで均して、コンバインドローラーに試乗して締固めを行った。重機体験では、バックホウの運転席に乗り込んで操縦に挑戦し、ラジコンを使った玉すくいや運搬車の試乗などを楽しみながら体験した。
イベントに参加した生徒は、「重機の操縦は怖かったけど楽しかった」「色々な建設業の仕事を知って興味を持った」などと笑顔で話した。長谷川部長は、「少しでも建設業の仕事に興味を持ち、将来、建設業に入職してもらえれば嬉しい」と話した。