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1月29日に宮崎市で開催 消防用設備等実務研修会

 一般財団法人宮崎県消防設備協会は、2024年度の「消防用設備等実務研修会」を25年1月29日に宮崎市のニューウェルシティ宮崎で開催する。時間は14時から17時まで。参加無料。定員は先着順で100人。専門講師が予防行政等に関する講演を行うほか、宮崎県消防設備協会功労者等表彰式も行う。

 消防法では、防火対象物の用途や規模、構造、収容人員に応じて所要の消防用設備等を設置し、適切に維持管理することを求めているが、整備の段階で不備や欠陥があった場合、有事の際に本来の機能を発揮できなくなるおそれがある。

 実務研修会では、建物の安全対策の視点から、消防用設備等の関係業者や消防職員、防火対象物の関係者等を対象に、消防法令等の改正概要を紹介するほか、消防用設備等の適切な設置・維持管理に対する理解を深めるとともに、地震や津波の基礎知識を学ぶことで、防火防災意識を高め、建物の安全安心を推進する。

 当日は、総務省消防庁予防課の小谷野尚光総務事務官が「予防行政の動向」をテーマに講演。また、京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮教授が「次の大規模地震災害に備えるための地震・津波の基礎知識」と題して特別講演を行う。

 受講対象者は、宮崎県消防設備協会の会員や県内の防火対象物関係者、消防職員など。受講希望者は、ホームページ等で入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、25年1月20日までに事務局へFAXまたはメール等で申し込む。

 問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県消防設備協会事務局(電話0985-27-7348、FAX0985-32-7240、メールinfo@mz-sshk.or.jp)。

研修会の開催案内