▲写真は設置作業、点灯式の模様
宮崎地区電気工事業協同組合青年部(富永申二部長)は12月6日、宮崎市高岡町の児童養護施設さくら学園にイルミネーションを設置した。参加した青年部員約20人が園内の桜の木にLEDの電飾を設置し、色とりどりの電気の花を咲かせた。
さくら学園のイルミネーション設置は、青年部のボランティア活動の一環として毎年取り組んでいるもの。青年部が展開する学生交流会や奉仕活動等は高く評価されており、過去には全日本電気工事業工業組合連合会の全国大会でも表彰されている。
作業では、宮崎中央ライオンズクラブの協賛のもと、事前に準備したLED照明1万3千球を園内の桜の木に設置。配色が良くなるよう、設置箇所を工夫しながら、点滅式やすだれ型、サンタクロース・雪だるま・動物をモチーフにした電飾を飾り付けた。
辺りが暗くなってから行われた点灯式では、富永部長が園児や職員に挨拶し、園児にお菓子をプレゼントした。園児の代表は「イルミネーションで元気をもらっている。来年も再来年も楽しみにしている」と述べ、部員にお返しのプレゼントを贈った。
全員でカウントダウンを行い、「点灯!」の合図で電飾に一斉に灯りが点され、大きな歓声があがった。子ども達は、幻想的な光の花を咲かせた桜の木の周りに集まり、目を輝かせて見入っていた。喜ぶ子供達の姿を見守る部員からも笑みがこぼれていた。
さくら学園の園長は、「年を追うごとに豪華になっている。特に小さな子ども達がとても楽しみにしている」と目を細めた。富永部長は、「子ども達が喜んでくれるのが何よりも嬉しい。子ども達の未来を明るく照らす活動になれば」と話した。