永年にわたる社会奉仕従事者や業務精励者、各界の功労者等の功績を称える令和6年秋の褒章と叙勲が11月3日付で発令された。県内在住者では、一般社団法人宮崎県警備業協会元会長の齊藤幹生氏や株式会社修電舎元代表取締役の一瀬直行氏、壺山建設株式会社作業所長の鳥羽瀬新作氏ら50人と1団体が受章の栄に浴した。
県内在住の褒章受章者は11人と1団体。長年にわたり、社会奉仕活動に従事し、顕著な実績を挙げた宮崎手話サークル「いもっこ」に緑綬褒状を贈るほか、延岡市消防団分団長の奥村誠二氏や同副団長の東和範氏、都城市消防団副団長の温水正弘氏、えびの市消防団副団長の吉留優二氏が藍綬褒章(消防功績)を受章した
一方、県内居住の叙勲受章者は、旭日章12人と瑞宝章27人の39人。長年にわたり宮崎県警備業協会の会長を務め、本県警備業の発展に尽力した齊藤幹生氏(警備業功労)のほか、高鍋信用金庫元理事長の板垣衛氏(金融業功労)、公益財団法人宮崎県スポーツ協会元副会長の中馬光久氏(スポーツ振興功労)が旭日双光章を受章した。
地方自治功労は、元宮崎県議会議員の蓬原正三氏が旭日中綬章、元清武町長の一ノ瀬良尚氏や元延岡市議会議員の松田和己氏が旭日小綬章を受章。元日向市議会議員の日髙一直氏や元門川町議会議員の安田茂明氏が旭日双光章を受章したほか、元宮崎県農政水産部長の後藤仁俊氏や元宮崎県県民政策部長の高山幹男氏が瑞宝小綬章を受章した。
このほか、宮崎大学名誉教授の長田幸夫氏が瑞宝中綬章(教育研究功労)、都城工業高等専門学校名誉教授の森博幸が瑞宝小綬章(教育研究功労)、元宮崎市郡医師会病院長の川名隆司氏が瑞宝小綬章(保健衛生功労)、元宮崎公共職業安定所長の小寺信行氏が瑞宝双光章(労働行政事務功労)を受章した。