串間市は11月22日、指名競争で「串間市消防庁舎新築工事(機械設備工事)」の入札を執行し、エイワが9126万円で落札した。災害に強いまちづくりの実現に向けて、浸水想定区域内にある現消防庁舎を総合保健福祉センター北側に移転整備するにあたり、新庁舎の機械設備工事を施工する。
移転場所は、串間市総合保健福祉センター北側敷地(大字西方唐人町、敷地面積約9253㎡)。計画建物の規模は、鉄筋コンクリート造平屋建、延床面積は約1628㎡とする。新施設は▽消防本部▽消防署▽共用部▽消防車両車庫―で構成し、屋上には降下訓練や引上げ訓練等で使用する訓練スペース(約400㎡)を設ける。
当該工事では、庁舎新築に係る▽衛生器具設置工事▽給水設備工事▽排水設備工事▽給湯設備工事▽ガス設備工事▽消火設備工事▽中継ポンプ槽工事▽空調設備工事▽換気設備工事▽発生材処理―を施工する。工期は2026年3月5日まで。税抜の公表価格は1億1700万円だった。
庁舎新築に係る建築主体工事及び外構工事は、今年6月に指名競争で入札を執行し、剣工務店が5億3230万円(公表価格5億3930万円)で落札。7月に同じく指名競争で電気設備工事の入札を執行し、九電工が1億7790万円(同1億8880万円)で落札している。